2025.08.08
危険な暑さが続きますが、皆さんお元気ですか.
私はこの暑い中、休みの日は活発に動いています。
暑さ対策を十分しながらゴルフにも行っています。
この6月に大変辛いことがありました。
この業界で、製薬メーカーの担当者が変わるときは、殆どといっていいほど、
「お世話になりました。」と最後には挨拶に来るのが普通ですが、
6月のある日、ファックスで担当が変わりますので、と連絡があり、
「水くさい」と思っていました。
彼にはよくしてもらい、本当にいい方でした。
6月の下旬に新しい担当者が来て、「前の担当者は亡くなりました」と聞いて、
新しい担当者の言葉を疑いました。
前の担当者の歳は45~6歳で、女の子供さんと奥様と三人暮らしで幸せな家庭のようで、
薬のことをよく教えてくれました。原因は何だろうと探すわけでもなく、淋しい想い出として残っていました。
7日3日に奈良の薬局のゴルフコンペに行ったとき、
そのことを薬局の仲間に聞くと、「彼は自殺や!」とあっさりした返事でした。
私は、心に刃物が刺さったような思いで、彼らの言葉を聞きました。
30年ほど前のことですが、元従業員の弟さんが仕事に悩んで、
自殺されたと聞いて辛い思いをした記憶がありますが、
今回は身近にこんなことが起きるなんて、本当に辛いことです。
何を悩んだか、何故自殺を決断したか、分からないことばかりですが、
自ら命を捨てる行為は何があってもしてはいけないと思います。
きっと奥様も、子供様も私よりもっともっと辛い思いをされていると思います。
彼は、よくお酒を飲むと以前に言っていました。
日頃の悩みはあまり口にはしなかったのですが、
どこか淋しそうだったと、今なら想像してしまいます。
この店になってからは月一回ですが、必ず月初めに訪店してくれていました。
私の息子のような彼、自殺したのは本当だとは思いますが、今でも信じられない気持ちです。
生きていれば、辛いことや死にたいということもあるかと思います。
厳しい世の中です。経済的に苦しんでおられる方、
ご病気で苦しんでおられる方が沢山おられます。
自分が死ねばそれで済むかもしれませんが、周りの人に迷惑をかけます。
私はどんな辛いことがあっても、死にたいと思っても自ら死を選ぶことは、
絶対にしたくないと思っています。
彼のご冥福を心よりお祈りいたします。
危険な暑さが続きますので、くれぐれもお身体に気をつけてお過ごし下さい。