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私のひとりごと   令和4年4月

2022/06/01





私のひとりごと


 


お元気ですか?


 今回のテーマは「五月病」(何となく調子が悪い)でお話しさせて頂きます。


 


 4月は、入学、入社、転勤など移動の多い時期で、新しい環境になじめずに、


不安感が増したり、イライラして怒りっぽくなったり、


仕事や勉強に打ち込めなくなり、軽いうつ状態になったりします。


これを「五月病」といいます。


また、五月は、気温の変化もめまぐるしく、暑かったり、


涼しかったりする自然環境の変化も、体の変調に影響を与えます。


 


 5月病を予防するためには、ストレスをためないことが一番です。


好きなことをしたり、好きな食べものを食べたりすることが、


ストレスの解消につながります。


 


予防する方法の一つ目は、運動をしましょう。


精神的な疲労は、運動することで肉体的な疲労に変えられるといわれています。


精神的な疲労は時間がかかりますが、肉体的な疲労は少しの時間で回復します。


 


二つ目は、趣味を続けましょう。


読書、プラモデル、音楽、料理、パズル、他。


でストレスを発散しましょう。


 


三つ目は、親しい仲間と話をしましょう。


親しい仲間と話をすることで、気が緩みます。


悩みや愚痴を言い合うだけでもストレスの解消になります。


 


四つ目は規則正しい生活をしましょう。


不規則な生活は、人間が本来持っている体内リズムを見失うためストレスになります。


又、最近のスマホやPCがストレスになっている方も多いようです。


 


 


適応障害(気分が優れない、体調不良、うつ症状など)、


うつ病(憂鬱、やる気が起きない、疲れても眠れない、


思考力が落ちる)パーソナリティー障害(認知、感情、衝動コントロールといった広い領域で障害がある)


発達障害(相互的な対人関係の障害、コミュニケーションの障害)


パニック障害(動悸やめまい、発汗、吐き気、手足の震えといった発作を突然起こす)


不眠症(寝つきが悪い、途中で起きてしまい眠れない、朝早く起きてしまう、熟睡できない)と


いったような病名が五月病といわれています。


五月病の原因で一番多い病名は適応障害ですが


実は発達障害の人もいると考えられています。


 


最近、腸内細菌と心の病気の不思議な関係がわかってきました。


 


例えば、自閉症の人の腸内細菌はバランスが悪いといわれています。


腸内細菌のバランスを良くすることで五月病は予防することが出来るといわれています。


 


人は1本の木のようなもの、病気にかかって葉が枯れたり花が咲かなかったりすれば、


西洋医学ではこの花や葉を治療することで治そうとします。


しかし、本当は根っこである腸を癒やさなければ、根本的な治療にならないといわれ


ています。


 


日頃から発酵食品を摂るように心がけてください。


 


 


 


 



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