私のひとりごと 令和4年3月 |
2022/03/11 |
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お元気ですか?
今回の「私のひとりごと」はアレルギーのことで
お話しさせていただきたいと思います。
アレルギーとは食物や薬剤、花粉、ほこりなど通常は体に大きな害を与えない物質に対して、
過剰な免疫反応を起こさせることです。
『アレルギー疾患』は1つの病名ではなく、
このような免疫反応の異常によって生じる病気の総称であり、様々な種類があります。
又、アレルギーは症状も多様であり、軽度なケースは自然に軽快する事がほとんどで、
重度なときは気管支喘息なら呼吸困難から窒息を引き起こしたり、
血圧が急低下して意識を失うといった「アナフラキシー症状」が生じたりする場合があります。
対処が遅れると命にかかわることもあります。
マクロビの立場からアレルギーの原因と考えられるものの大半は、
ミルク・卵・動物性食品・他といった食べもので、
花粉・動物の毛・薬物・医薬品などの要因によって引き起こされます。
この反発作用は、血液やリンパなどの体液が、
バランスを崩していることを示すもので、
動物食品・乳製品・砂糖・菓子・刺激物・スパイス・アルコール類・農薬や
添加物を使った食品といった現代的食生活に見られる大量の酸を生み出す食品の過剰摂取に加えて、
全粒穀物や新鮮な野菜など、食物繊維が豊富で、
体内の毒素を排出してくれる食品が不足する食事によって起きるものと考えられています。
アレルギーには(1)くしゃみ、咳、蓄膿(2)眼球、口腔、喉の痒み(3)胃痛、消化不良、胸焼け
(4)激しい腹痛(5)皮膚の赤い腫れと痒み(6)骨や軟骨の硬直(7)皮膚に突然できたみみずばれ、
異常な赤みやかゆみ、胸の動悸として現れる過敏反応とかが見られます。
「乳製品が子供のアレルギーの主要要因」という報告です。
ニューヨーク市のシナイ山医療センター小児科のアレルギー及び免疫学部門の報告によれば、
就学年齢の子供に見られるアレルギー反応の82,9%は、食物が原因とされ、
そのうち32%は、ミルクが関係として起きている。
研究はアレルギーを持った子供132人を対象に行われ、
そのうち58%は、過去2年間にアレルギー反応が起きたことが報告され、
学校で1回以上アレルギー反応を起こした経験のある子供は18%であった。
ミルクに次ぐアレルギーの原因は、
ピーナッツ(29%)、卵(18%)、木の実(6%)、その他(3%)の順になっています。
アレルギーを予防するには食生活の改善が必要です。
これは大変難しいことです。
当店では、アレルギーに打ち勝つ方法といたしまして、
腸内細菌叢(フローラ)をよくするという考え方です。
この考え方でアトピーの方が随分良くなっておられます。
そして、日頃から発酵食品を摂ることをオススメいたします。