私のひとりごと 令和2年10月 |
2020/10/17 |
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私のひとりごと
10月になり、急に寒くなり、
毎年言っていると思いますが、夏から秋がなく
冬になったと思います。
先日、実家の稲刈りを手伝いました。
小さい頃から田植え、稲刈りは春と秋の恒例の行事で、
よく手伝ったことを覚えています。
300坪が一反で八反の田んぼを作っていたので、
小さい頃の春と夏の想い出は田植えと稲刈りです。
手伝うといっても田植えは何もすることはないのですが、
稲刈りは大変!刈った稲を竿にかける仕事、
それから数日後に脱穀の仕事。
これが、大変です。稲を脱穀している場所まで手で運ぶ(×_×)
首が痒い!手が痒い!と辛かったことをよく覚えています。
一反を脱穀するのに一日がかりでしたが、
今は二時間ぐらいです。
時代が変わったというか、機械のおかげで助かります。
今は、一反ぐらいは一人でも出来ます。
昔はのんびりとお昼ご飯を田んぼで食べて
美味しかったことを覚えています。
田んぼの周りはほとんど住宅になり
近所の方が珍しそうに見に来られます。
店の周辺も随分変わりました、
この数ヶ月で向かいの酒屋さんがなくなり、
隣のジムがなくなり、ガス屋さんがなくなり
、関西線をダイレクトに見ることが出来ます。
メーカーの方も違う店に来たようにいいます。
この店の場所は元田んぼでした。
小学校の頃、この田んぼの田植えは山の方から手伝いに来てもらい、
秋には家族で稲刈りをします。
遊びに行きたい年頃に手伝いは辛かったけど、
親父から相続をして39年間店を出来たことに幸せを感じます。
あの時の手伝いがあったから、今がある。
五年前の9月に家内が亡くなり、
この8月に母親が亡くなり、
ここ数年は辛いことがたくさんありましたが、このように
店を続けられることが私にとって一番幸せだと思っています。
最近よく聞かれますが、
「この店、道路になるでしょう?」と。
いつかまだわからないですが、近々だと思います。
私が元気な間は店を
続けていきたいと思っています。
病気は病院で治せないと思っています。
弱小な私ですが、病気の食養生は専門ですから、
十分理解しているつもりです。
皆さん、何かにつけ大変な世の中ですが、
お体に十分気をつけてお過ごし下さい。
北室